宮崎てげうま産直便

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JA宮崎中央

収穫量日本一!料亭や割烹での人気メニュー さといも 2016.8.29

宮崎市田野町は広大な農地を擁し、漬物用大根、里芋、葉タバコ、キュウリなど、あらゆる作物が栽培されています。その中でも里芋は関西を中心に県外へ出荷されます。料理屋さんで広く親しまれているのがこの宮崎産里芋です。里芋はキュウリと同様に日本一の収穫量を誇ります。

今回は、JA宮崎中央  総合部会  部会長でもある髙間秀一さんの畑にお邪魔しました。

午前7:00。真横からの、真夏の朝日はとても強く里芋畑を照らしています。すでに7名の方が作業を始めていて、専用の機械で芋株を掘り起こす人、掘り起こされた芋の株を集める人、そしてその芋株から子芋を取り出す人と分担が分かれ、テキパキと作業は進んでいます。
生産者髙間秀一さんは葉タバコや大根も栽培されていますが、この時期は里芋の収穫に忙しいとのこと。今年は雨が少なく、全体的に芋が小ぶりですが、その反面おいしい芋ができたとのこと。

 

里芋収穫はまず畝の土から15cm程の高さで葉と茎を切り取ります。

収穫のために里芋の葉と茎をカットする(動画)

葉と茎を切り取った畝を、里芋専用の機械を取り付けたトラクターで掘り起こしていきます。別の方がその株を集めていきます。1株あたり、軽いものでも1㎏程度、重いものだと3kg近くなるとのこと。

専用の機械で芋の株を掘り起こす(動画)

集められた株は10cmほどの親芋にたくさんの子芋が生っている状態です。その子芋を手で落としていきます。場合によってはハンマーで親株を叩きます。そうすることによって子芋が離れやすくなるそうです。
子芋はコンテナ籠に入れられます。

 -里芋の栽培で気にかけていることはありますか?
(髙間さん)3月ごろに種芋を植え付けます。この時期に雨が降ると腐ってしまう場合があります。種芋から芽が出てしまえば、あとは他の作物に比べると割と楽なんですが、病気が入ってしまうと収穫量や品質などに影響する為、管理に気をつける必要がありますね。

 -収穫はこの時期だとかなり暑いですね。
(髙間さん)栽培は、他の作物に比べて楽といいましたが、この日差しはかなりきついですね。葉タバコで使う作業車を置いて、日陰を作って作業するようにしています。

日差しは人間だけでなく、芋にも影響するんです。

ですから、出荷する分だけを掘り出すようにしています。土の中から出してしまうと、とたんに鮮度が落ちますので。掘り起こしても子芋を取るまでは土がかぶるようにしていますね。

収穫された芋は自宅横の作業場で仕分けされます。人の目と手で大きさ、形、傷や割れなどをチェックします。
ベテランの目にかかるとすごい勢いで選別されます。

子芋を選別するところ(動画)

鮮度を守るために洗わず、土付きで出荷されます。

 -生産者として、おすすめの食べ方は?
(髙間さん)昨夜はそぼろ煮にしてもらいました。鶏肉がいいですね。さっぱり仕上がります。若い人たちはコロッケなんかにもしているようですよ。

里芋は宮崎の夏の暑さが美味しく大きくしている野菜です。栄養も豊富で独特の味わい、食感は里芋ならでは。ぜひ宮崎の里芋をお召し上がりください。