宮崎てげうま産直便

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JA宮崎中央

ダイナミック!パパイアのビニールハウス 2015.7.24

宮崎市清武町は農業の盛んな土地のひとつですが、この10年ほどパパイアの生産に取り組んでいる農家の方々がいます。そのうちの1軒が田代農園です。もともとカスミソウなど花の生産者でしたが、果樹の生産に切り替え、パパイアに取り組んで6年、ほかにマンゴーなども生産しています。

ビニールハウスに入ると、驚くような光景が。青い実をつけたパパイアの樹の根元を見ると20cmから30cmほどの直径の幹が輪を作っています。あたかも大蛇が這い回っているかのような光景です。

パパイア農園の動画はこちら

ビニールハウスの高さがあるため、最初から横に植え、それをロープで曲げながら形を作っていった結果だそうで、収穫の際はちょうどよい高さになっています。こちらのパパイアは雌雄同株でより収穫の効率を上げています。

パパイアは花が咲いて収穫まで約6か月かかります。農薬は不要とのことで、安心して食べられる国産パパイアになります。田代さんも作業する側も無農薬が楽だとおっしゃいます。

 

パパイアを缶詰やレストランで食べたことがある方はいらっしゃると思いますが、国産のパパイアを自分でカットして食べる体験はあまりないのかもしれません。ただ、しっかりとした甘味と独特の芳香にリピータになる方も多く、徐々に販路も広がっています。

 

田代さんもパパイアが大好きだそうで、特に料理に使うことを勧められています。試食などのイベントにも積極的に参加し、一人でも多くパパイアの魅力を知ってもらおうとされています。

1本の木に、青々とした形のよい実がたくさんついています。これが次第に黄色くなり、独特のオレンジ色に近い色(パパイア色?)になっていきます。

 

手入れは古くなった枝葉を取ることなどさほどたいへんではないということでしたが、マンゴーと同様に冬場はボイラーを焚いて温度を保つ必要があります。マンゴーと同様コストのかかる果樹だといえます。

 

田代さんはご主人を中心に家族で栽培をされています。パパイアが広まるようにイベント等には積極的に参加されています。また取材もどんどん受けていらして、テレビ、新聞、雑誌と売れっ子です。

この日も試食を用意いただきました。取材側も食べたとがなく初めての経験でしたが、他の果物とは違う、個性のある味でした。甘いがそこまでしつこくなく、香りもよくて後味がさっぱりしている、そんなパパイアは確かに料理に合うと思われます。