宮崎てげうま産直便

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JA宮崎中央

宮崎完熟マンゴーの季節到来です。 2015.3.19

宮崎マンゴーは完熟が基本です。1個ずつネットに入れ完熟しきったところで落下。それをネットが優しく受け止めます。ネットから出された完熟マンゴーは大事にウレタンスポンジの入った専用ケースで出荷されます。
今回は宮崎完熟マンゴーの畑を訪ねました。
宮崎市の北部、水田の広がる地域の一角にビニールハウスがあります。ここでまる10年間マンゴーに取り組んでいらっしゃる小松浩幸さんにお話をお伺いしました。(写真は小松浩幸さんと奥様の千鶴さん)

 

 

ビニールハウスの入り口にはビニールのカーテンが。調整された温度を少しでも変化させないように工夫されています。
ヒーターで暖められたハウスに入るとメガネが曇ります。マンゴーの出来には適正な温度と湿度調整が大きく関わっているとのこと。ハウス内にはセンサーが設置され24時間温度等を監視しています。

広がるマンゴーの木は、葉は深い緑、150cm程度の高さで揃っておりその上部にネットに入れられたマンゴーたちが。多くのマンゴーたちがぶら下がっている姿は圧巻です。マンゴーハウスの動画はこちら

マンゴーは深い色のものから次第に色づき、りんごのような真っ赤な肌色になります。小松さんの話では、温度と湿度の調整で肌の美しさが決まるそうです。私達が店頭で見ているマンゴーの中には色合い等にむらがみられるものもありますが、こちらのマンゴーは均一な色と肌をしています。

小松さんは他のマンゴー農家たちとも積極的に情報交換を続け、お互いの栽培技術を発展させてきました。JA宮崎中央の営農指導員も全面的にバックアップしています。

マンゴーはたくさんの実をつけますが、その中からひとつのみをひとつの実だけを残します。また、木から多くの枝が別れますが、すべての枝に実を残すわけでなく、長年の経験から適正な数を割り出し育成するそうです。

病気や害虫対策も重要ですが、一番苦労されているのは温度管理だそうです。夜中でもセンサーが異常を感知するとハウスに飛んでいき、確認をします。ハウス全部がだめになる危険性があるからです。
冬でもマンゴーにとっては快適な温度と湿度ですが、ハウスの中で作業をする人間にとっては肉体的な負荷がかなりかかります。
春になると、今度は紫外線が増えてきます。マンゴーを変色させてしまう危険性があります。それを防ぐためにはハウスの上部に遮蔽のためのシートをかぶせます。こういった作業を毎日、小松さんと奥様、そして息子さんの英史さんと3人で続けています。温湿度の調整、日光の具合の調整と、まるで子育てのように大事に育てられたマンゴーはみなさんを感動させる味となります。

宮崎の完熟マンゴーはこういった生産者の日々の努力が、文字通り結実したものと言えるでしょう。